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第19回 19年11月 [中巻]

「第19回 19年11月」 掲載 ’07年(H19年)11月20日号 (発売日 同年 11月6日ころ)

物思いにふけるリンとすず

 冒頭、対比されるリンとすず。 夜と昼、空と地、火鉢とバケツ、着飾ったリンと炭にまみれるすず。 

代用品

 食料も燃料も配給が細り、人々は代用品で我慢する。 あ、お父さん、「ぜいたくは敵だ」って言ってるよ。 たどんは私は見たことがない。 私らが子供の頃は、豆炭とか練炭とかが主流でした。

風呂に入れば

 周作にリンのことを尋ねようか迷う すず、でも言い出せないうちに風呂に入るように促される。 この夫婦の合言葉だな。

涙を隠す代用たどん

 このブログは男女間の色恋の類は専門外なので割愛... でも、親同士が決めた結婚。 自分が必死で愛そうと思った人にとって、自分は誰かの代用品に過ぎないのではないか? そんなことを思ってしまうと、自然と涙がこぼれ落ちる。 その涙を代用たどんの煙が隠す...

 タイミグ的には次回のほうが合ってますが、今回は書くことがあまりないので(次回はいっぱいある)、戦局について今回まとめて書きます。 

 11月24日、マリアナ諸島から飛び立ったB-29が東京に初爆撃。 武蔵野の中島飛行機武蔵野製作所が襲われた。 武蔵野製作所は終戦まで執拗に攻撃を受け、200名以上が亡くなられた。

 11月29日、横須賀から呉へ向かっていた空母「信濃」が米軍の潜水艦「アーチャーフィッシュ」の雷撃を受け、和歌山沖で沈没。 竣工からわずか10日後のことだった。 信濃は大和型戦艦の3番艦として建造が始まったが、太平洋戦争開戦により、急遽 空母へと改造されることになった。 完成した信濃は、その巨体(全長266.0m)の割には常時運用できる艦載機の数が42機と、同規模の赤城(全長260.67m)の66機、中型空母の飛龍(全長227.35m)の57機と較べ極端に少なかった。

 その搭載機数を犠牲にしてまで防御を高めた割には、たった4発の魚雷(普通の軍艦なら十分致命傷ではあるが)で沈んだ理由は、突貫工事のために水密ハッチや排水便が十分機能しなかったことに加え、魚雷による浸水で傾いた船体を水平にする操作において、通常なら進水した反対側のバラストエリアに注水するところを誤って同じ側に注水してしまい、艦の傾斜が一気に進んだためといわれている。

 いずれにせよ無事に呉に到着できたとしても、既に搭載できる航空機はなく、空母に着発艦出来る技量をもったパイロットもおらず、加えて、その巨体を操作できる乗組員もいなかった。


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