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第21回 19年12月 [中巻]

「第21回 19年12月」 掲載’07年(H19年)12月18日号 (発売日 同年 12月4日ころ)

人妻を抱える水原

 これはマズイだろう。 いくら幼なじみでも、人妻抱えちゃいけんだろう。  

ハイテンションな水原

 すずからしても、今夜の水原はハイテンションすぎるようだ。 水原につられて地を出す すず。 北條家に来て初めて感情をあらわにする。 そのすずの変化を人一倍気にしてるのが周作だ。

活躍も沈没もしない青葉

 周作との会話で活躍することも死ぬことも出来なかったことを滲ませる水原。 確かに、青葉は主に輸送任務に就いており、華々しい戦績とは無縁だった。 ただ、度重なる小競り合いで徐々に傷を深めていく。 直前に行われたレイテ沖海戦では、当初はレイテ湾突入の本体だった栗田艦隊に編入されていたが、すぐに後方の輸送任務に回された。 機関部の損傷が完治せず、十分な速度の出ない青葉は”足手まとい”とされたのだ。 10月23日に米潜水艦の雷撃を受け、翌日も艦載機の攻撃により損傷した。 応急修理を済ませた青葉は、同じく大破した重巡「熊野」を曳航して日本に帰る任に就いたが、11月6日に熊野が米潜水艦の雷撃で大破。 青葉は泣く泣く、熊野を見捨てて帰国の途に就く。

靖国で会おう

 戦死した人々が英霊として祭られる靖国神社。

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 兵士たちは、「靖国で会おう」と言い残して出撃して行ったという逸話が多く残されている。 特に出撃=死を意味する特攻隊員の間ではこれは顕著であったようだ。 ”桜花”による特攻をした“神雷部隊”の話はとくに有名だ。 ”桜花”は特攻専用に作られた機体で、本体には離着陸機能はない。 一式陸攻という大型爆撃機の胴体下に固定されて出撃し、 敵艦の近くに来た時点で母機から分離した後、ロケットエンジンを噴射して一直線に敵艦めがけて体当たりするという、航空機というよりも有人ロケット弾といった方がふさわしい機体だ。 この人間の命を動力源とする機体は、アメリカ人の理解をはるかに超えていたようで、彼らがこの機体に付けたコードネームが”BAKA”である。

 神雷部隊の隊員たちは、「靖国神社の神門をくぐって二つ目の桜のもとで再会しよう」と言い残して出撃して行ったという。 この、神門をくぐって二つ目の桜は、現在は「神雷桜」として多くの人から大切に扱われている。

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 桜花による特攻は、その多くが敵艦にたどり着く前に母機の一式陸攻ごと撃墜された。 ちなみにこの前の月に撃沈された空母「信濃」が呉まで運んでいたのが桜花の機体だった。

 靖国神社に対する作者注は、”戦死者をまつっているとされる”と、少し懐疑的なようだ。 靖国神社を平和を祈念する場所ととるか、軍国主義の象徴ととるかは、受け取る人の立場によって異なることだろう。 

鍵を閉める周作

 このブログは男女の色恋ごとは専門外なので多くは語らないが、劇場版を見に行ったときに後ろに座っていたご婦人が、このシーンの時に大きな声で「なんで?」と言ったことだけ付け加えておこう。


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