So-net無料ブログ作成
検索選択

中巻 と 第12回 19年7月 [中巻]

中巻 ’08年(H20年)8月11日 第1刷発行 (発売日 同年7月11日ころ)

カバー表紙

 長之木から呉軍港の夜景を見下ろす すず。 右手には水鳥の羽ペン、左手にランプを持つ。 少し大人びた表情。 畑には一面のタンポポ。 4月くらいか? カバーの折り返し部には特に驚くようなものは見えない。

本体表紙

 当時の日用品に交じって、代用たどん、テルの紅、裏側には水鳥の羽ペン、周作から貰った方の小さいノート、リンドウ柄のお茶碗、そして代用たどん。  トンボと雀があちこちに。 表紙をめくった1ページ目には代用たどんをお手玉にするすずと晴美。 


「第12回 19年7月」 掲載 ’07年(H19年)8月7日号 (発売日 同年7月17日ころ)

もが→ヤモメ ヤモメ ヤモメ

 冒頭、径子の身の上が語られる。 その時のステータスが服の柄(?)になってるのが可笑しい。 戦前は親権は父親側にあり、晴美を手元に残せただけでも幸運な方か? そのほか、財産も夫が管理し、たとえ妻の財産であっても夫は使い放題。 また、妻には姦通罪が適用されるが、夫は浮気し放題であった。 もちろん、女性にはまだ参政権がない時代でした。 

 あ、全身像の着物の柄が”小姑”になってる。 今気づいた。 (H29.3.4) 

結構 歪(いが)んでるガラス

 こうの先生は定規なしのフリーハンドで絵を描かれているので、ハッチングの時はともかく、4ページ目のような線画で書かれた柱や戸は結構歪んでいる。 20年7月以降の背景と較べる時の目安となる。

海岸線は最重要軍事機密

 憲兵さんの肩を持つわけではないが、海岸線や港にいる軍艦の情報は最重要機密だ。 これは、捕まっても文句は言えない。 このほか、天気の情報も機密。 深刻そうな顔に見えて、あ、笑いを必死でこらえてるなというのが、わかっていても面白い!

 呉では12年11月から大和の建造が極秘裏に行われるが、これに伴いドック全体を覆う建屋や海岸線を目隠しする垣根が作られた。(あの道もそう) 大和進水の時には外出が禁止されたそうだが、結構情報は漏れていたようで、例えば大和の後に起工されたアイオワ級の戦艦(降伏文書調印が行われた3番艦ミズーリが有名)は、全幅こそパナマ運河規制があるが、その全容・スペックは大和そっくりだった。 

没収された広島思い出

 憲兵さんに没収されたスケッチブック。 広島の思い出が詰まっていたもの。 すずのさびしげな後姿。 

引出しを開ける許可を得る

 すずの身を案じた周作が、書斎の引き出しから新しい小さなノートを取り出して渡す。 同時に引出しをいつでも開けていいという許可を与える。 前述のとおり財産権は夫が持つ。 お母さんくらいならともかく、新米ヨメのすずには夫や戸主の貴重品が入った机をおいそれと開けることは出来ないのだ。 これが、後々の伏線に。

ミテタ、ヤブケタ、ハブテタ 

 いずれも、広島から山口にかけての代表的な方言。 ミテタは”未てた”という字を当てる。 と、国語の先生に教えてもらった記憶が。 なくなるという意味。 破けたというのは、普通は紙などの薄いものが裂けたりする様子を言うらしいが、私たちは”自転車が破けた”と、”壊れる”という言葉と同義に使っていた。 まさか、方言であるとは、よその地方の人に聞いて初めて認識した。 ”はぶてた”は山口では”ふてくされる”とか”すねる”とかの意味だが、広島では”怒る”の意味らしい? ホント?


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL: